日比谷しまね館で行われていたテイスティングはちみつ体験に行ってきました。
1時間半あっという間!蜂の生態からはちみつがどうやって作られているか、はちみつのおいしい食べ方、使い方、その性質からテイスティングまで。
はちみつってもうそりゃあ身近だし、これまでも色々食べてきたけど、知らないことだらけ(笑)
教えてくれたのは、島根県益田市の養蜂家の家で育った石田じゅりさん。
養蜂家の娘さんです。
「いわみのはちみつ講座」と題して行われた体験会。
これは、石見を色んな識者のもとで学び・体験できるプログラム「いわみん」のひとつなんです。
例えば「浜田漁港の旬魚を見て、食べて、お買い上げ!」プログラムでは、浜田漁港の自慢の魚をお刺身やお寿司として楽しめるもの。石見の地酒も用意されているということです。
また、祐天寺にあるオシャレで人気フラワーショップ「sou」が行う石州和紙とお花を組み合わせたブーケづくり「石州和紙で包む 草花ブーケワークショップ」など。
10月20日開催なので、まだ間に合いますよ!
いわみん首都圏 公式サイト
いわみんは、身近な石見をもっと奥深く知ってもらいたいということで始まった、本来は島根県内の体験プログラムだったのですが、3~4年前から首都圏版として行われていて、私も参加してみたいなとずっと思っていたのです。
そんな中、石田じゅりさんが行うはちみつのプログラムはとても興味あって、参加即決でした!
空水土(くーみーど、と読む)は、実は東京では買えないんですよ!
しかもネットショップもないんですよ!
今時ね、こんな、売り方ってほんとにあるの??って思うけれど、逆張りですよね。
なんでもかんでも、どこでも手に入るものじゃなくって、島根に、益田市に行かないと買えないものがあるってめちゃくちゃ素敵だと思う。
その場所を知ってもらって、ちゃんとわかってもらって買ってもらう。その労力を割くことで気づくことや、蜂への想いや、はちみつの貴重さや、自然の大切さ、まるっと知ることが出来るってことなんですよね。
島根県は江戸時代からはちみつの産地であったことが分かっていて、大切な甘味として献上されていました。
そんな島根では、色々な場所で養蜂が行われています。
一般社団法人日本はちみつマイスター協会が主催する「ハニー・オブ・ザ・イヤー」は、日本のはちみつ業界で認知度と影響力がある賞です。
島根県では2016年から連続して受賞が続き、自然の豊かさや養蜂の伝統、創意工夫などが評価されました。
空水土のはちみつも2018年に「百花蜜」と「日本みつばちのはちみつ」で優秀賞(ベスト3入り)、2019年「日本みつばちのはちみつ」が優秀賞(ベスト3入り)&来場者特別賞」を受賞しました。
その2つをテイスティング。
百花蜜は、良く見るような明るい透明のはちみつ。
しかし後味に本当に花の味がする。さっぱりとしてスッキリさらっとした口当たり、でも甘さも十分あり喉に良さそう(笑)
今や貴重な日本みつばちのはちみつ。
熟成され、結晶化したものをテイスティング。
シャリシャリがおいしい。飴色してて実物はマーマレードみたいな色をしています。
ハーブキャンディみたいな味がして少し薬っぽい。甘さはスッキリ、軽い花の香りの奥にフルーツのような濃厚な風味があります。
私は百花蜜の方が好きで…
これはほんとに日常的に食べられると思ったし、とにかく花の香りが良くて美味しすぎて。
持ち歩きたいくらいなんですよこれが。私、のどあまり強くないしね。
体験プログラムの中では、国内はちみつの定義(水分量20%以下、糖度は60度以上、ミツバチが自然から収集したもの)から、女王バチ、働きバチ(3~4万匹いるって!)、オスのハチの役割など。働きバチはみんなメスなのねー。知らなかった。(←知らなすぎw)
みつろうの話や、集められた蜜のこと。
1匹のみつばちが一生で集められる蜜がたったティースプーン一杯分だってこと。
もう驚きばかりでした。
大事に食べなくちゃなって思える話ばかり。
他にもたくさん書きたいことあるけれどネタバレになっちゃうんで(笑)、ぜひ空水土さんの講座を受けてみるといいと思います。
なんなら私が企画してもいい…!w それくらいいい内容でした。
百花蜜は6000のお花が関与しているんですってよ。
たくさんのお花を感じながらいただきたいと思います。
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