麻布台ヒルズにできた、ラ・ブリアンツァ系列のお店へお誘いを受けて行ってきました。
この日は特別なコースが提供される日で、実際お店は定休日だったのですが、常連さんのために奥野シェフがおもてなししてくれる1日。
麻布台ヒルズ、人もだいぶん落ち着いてきているように感じたな。
ここのエルメスきれいだよー
迷路のような麻布台ヒルズ。
今って4棟くらい完成しているんでしたっけ?でもまだできるんだよな…
それぞれのビルが通路でつながっていて、そりゃあもう広いのなんの。
迷う迷う…
今完成している中で、神谷町駅からいちばん奥にあるのがレジデンスA。
なんかもっといい名前つけたらいいのにねー、Aって…
この2階というのですが、一度外に出てから店舗入り口をくぐるスタイルで、
迷うと思います確実に(笑)
店内は8席だったでしょうか。こんな高級家賃のお店だったらもっとお客さん入れたくならないのかな(笑)
そこが本当にこのお店のすごいところなのかもしれない…!
ここはシェフが本当にやりたいことを、やりたいようにやるお店なんだと思う。
色んなものを削ぎ落して、自分自身の世界をきっとここに作ったんだ。
この日はスーシェフの齋藤弘一さんが考案した料理をはさみつつの12品。
イノベーティブイタリアンコース&ワインペアリング。
イタリア食材及びワインの輸入商社であるモンテ物産プレゼンツでした!
白いんげんペーストにこぶみかんの風味。もう口の中で思い出すのはタイ料理。
トマトジュレがさっぱりと、そしていくらはほとんど塩気がなくまろやかな卵のコクが広がります。
お次はなんとサムギョプサル風。
ぼたんえびの下にはえごま、にんにく、そして長芋のファラフェル。
韓国と中東が混ざるとはね…すごい。
お皿もかわいい!
煮詰めたバルサミコにフリットした黒いちじく。
ストラッチャテッラ(チーズ)とパリッパリのタルト生地。
上のはなんだったか、エストラゴンだったの…?
ちょいちょい和風皿が登場するのも良い裏切り。
トリュフ、モッツァレラ。アンチョビをパンで挟んで揚げてる。
揚げ物って好きだわ…(笑)
福井県産ずわい蟹。
ビスクに春菊のエスプーマ。
ピッツァ。
玉ねぎとトマトの甘いソース、魚醤を加えて。
「チャンピオンパスタ」
モンテ物産が開催した、プレミアムパスタ「マンチーニ」を使ったコンテストで見事優勝したパスタをここに再現。
ロングパスタ部門 最優秀賞に、DepTH brianzaの齋藤 弘一シェフが選ばれました。
メニュー名は 『アオリイカとスーナ 未利用魚と烏賊墨ソース』
スーナっていうのは歯ごたえある海藻。マイクロ豆やウニ、いかなどが乗っている。
2.2mmのパスタを使用。
プレザオラ(生ハム)。
揚げパンにふわっふわの生ハム。口の中ですーっと溶ける…!
生ハムは近江牛のカメノコ部位が使われている。
揚げパンはニョッコフリット。あああぁこれだけお腹いっぱい食べたい。
これだけ料理が出てきても、どれもこれも新鮮な気持ちで食べられました。
久しぶりにちゃんとメモったし!
楽しいコースだ。
ちりめんキャベツを使ったロールキャベツ。
サルシッチャとじゃがいも。
メインの前にシャーベットを。
ローズウォーターと洋梨。
ここにバイマックルーが入るのが、すごいところなんだよー
ま、ローズウォーターは奥出雲産を教えて差し上げたいけれど。
メインは熟成牛。
これが一番直球だったかも!
添えられた山わさびは一度ピクルスにしてからすってるって話で、これがまたとても合った。
デザートは羊のリコッタを使ったカンノーロ。
あああおいしい。
しかもだよ、これ花粉がふりかけてあるって…花粉よ花粉。
のりたまじゃないのよ。
花粉かー、花粉って売ってるのかー知らなかったー
最後までたのしくたのしく、そしてたのしくいただきました!
マンチーニパスタ!おみやげいただいた。
きれいな東京タワーを見て、麻布台にさようなら。
---