「アフリカ サファリゲーム」
2004年 05月 11日
車には参加するお客以外に運転手兼説明者ともう一人、道を案内する人が同乗します。
この道案内人、別に道がわからないからナビゲートするということではなく、サファリには色々なことが待ち受けているのでそれをいち早く察知し、運転手に知らせる、という役目があるわけです。例えばせっかく動物の群れがいるのに、運転手が運転に気を取られて気づかない、なんてことがないように。またサファリと行っても道なき道を進むので、「そこに大きな石があるよ」とか、「ぬかるみがあるからはまらないで」などと言った危険な箇所を教えたりする役目もあるようです。
ということで、当然ですが目が大変よろしい。アフリカの人の視力がいいってのは本当みたい。相当遠くから動物を見つけるし、「ほら、いるよ」といわれてから私達が数十秒全く言われた方向を見ても「どこ?どこ?」って状態になることなどは良くありました。
案内する人は車の前方、左前のライトあたりに設置されている折りたたみ椅子みたいなのをパタンと開いて座ります。運転手との関係を見てもらえればわかると思うけど、結構すごいところに座っているわけです。
指をさしてハンドルを切る方向を指示している・・・。
例えばライオンが近くに来ても彼はここに座ってます。
大丈夫なの~!?と思うけど、ライオンは襲ってはきません。その事を彼らは承知しています。ただ、何かあったときは車内に置いてあるライフル(写真参照:分かりますか?)を使います。持たせてもらいましたが勿論ズッシリ・・でした。
ここは「クルーガー国立公園」というものすごく広大な自然公園に指定されている場所です。
この案内人の彼も偶然、クルーガーという名前で車の前方の折りたたみ椅子を指差しながら「My Office.」と言って笑ってました。
☆サファリゲーム 車内より キリンを見たときは結構感動☆でもキリンはとっても警戒心が強かったので、ちょっとでも近づこうとすると「たったった・・」と走って行ってしまいます。