「丸の内 長崎みろくやでちゃんぽん」

なかなか寒さも弱まらない日々。みなさん元気にお過ごしですか？
先日大手町から東京駅まで歩く地下道。あまりにも寒いのであったか～いものが食べたいな、って思ってました。
地下道はOAZOへ続き、丸の内方面へ。
そういえばこの近くに長崎ちゃんぽんのお店があったなぁと。
なんとなくうろ覚えの道をとぼとぼと。ビル風がビュ～っと･･･。寒いぃ～～・・

お店は丸の内ホテルなどがある一帯のちょうど目の前にあります。
「みろくや」長崎ちゃんぽんと皿うどんのお店。

長崎ちゃんぽんは明治時代に「四海楼」のご主人が、当時長崎にいた中国人留学生たちに安くて栄養のある、美味しいものを食べさせてあげたいと考案したメニュー。
麺をスープと一緒に煮込むため、一つのお鍋さえあれば作れる簡単メニューでもあります。
子供の頃、実家の近くに九州ラーメンとちゃんぽんの専門店があったので、とんこつベースは食べ慣れています。というかどちらかというと好きな方。
早速お店へ入ることにしました。
お店は丸いカウンターになっており、その中に店員さんが一人。
想像していたよりもチェーン店風な造りです。食券を買うタイプ。
ちょっと雰囲気に負けそうになりながらも入店。
中で作っている人はなんと一人。席数は20席以上ありそうなのに、がんばるなぁ。


外には女性の店員さんが。この方と中で作る人のコンビがなかなかいい動きしてます。

私は一番ベーシックなタイプのちゃんぽんを注文しました。

もっとイカとか入っているものかなぁって想像してたのだけれど海鮮は海老のみ。
しかし野菜のシャキシャキ感の残し方などはいい感じだと思います。
そしてスープ。
想像以上にあっさりなんですね。
私が子供の頃食べていたスープは、もっととんこつ味が強かったと思う。
ここのは鶏スープが強くてさらっとしてます。これが本場の味なのかしら。

麺は想像通りの太さ。やっぱりこの太さがいいですよね。

そしてちゃんぽん、皿うどんに共通する「ボリューム」。
他のテーブルに運ばれる皿うどんも、かりかりの麺にとっろーんとしたあんかけがたっぷりでものすごく美味しそう！
体が温まる上に栄養もあって美味。食べる機会はあまりないのだけれど、たまに食べるとその美味しさを実感します。

みろくやのHPはgoogle検索を「ちゃんぽん」でかけると５番以内に出てくるんですね。
まさに長崎に根付いた味を東京に伝えるフラッグショップという位置づけを担っていると言っても
良いと思います。
長崎って一度仕事で行ったことがあるんですが、その時ちょうど「ランタンフェスタ」をやってたりしてすごくいい思い出がある地なんですよね（出張なのに遊んでただろ、私）。
そういえばランタンフェスタ、そろそろなんじゃないかな。町中がランタンで飾られる、あの幻想的な赤い光は美しいです。
長崎って独特な文化あり、食べ物あり。
このみろくやさんだけでなく、長崎を感じることが出来るお店「銀座吉宗（よっそう）」なども。もちろんこのお店にもちゃんぽん、皿うどんはあります。（←私の元上司のオススメのお店でもあります。）
この寒い時期に「ちゃんぽん」ぜひ試してみてはいかがですか？