「神田 ニコライ堂と湯島聖堂」

神田から御茶ノ水へお散歩しました。
山手線の地図を頭に思い浮かべて、なんとなく方向をつかんでそっち方面へ歩くことに。
ノンノンちゃんには必死の、今年一番のゼスチャーで方向を説明してみました。ｗ
しばらく歩くとなんとなく見覚えのある本屋さん街やスキーショップ街が現れてきました。
これが結構な距離だったのですけど、ノンノンちゃんは平気な顔しながら歩いてました。
私はというと、この日は花粉がすごくて、ぽろぽろ涙流しながら歩いてました。
ニコライ堂に立ち寄る前に「聖橋（ひじりばし）」を。
ニコライ堂と湯島聖堂の間にある橋ということで、こういう名前が付けられたそうです。
神田川にかかる橋は大きいものが多く、地名にもなっているものが多いです。江戸川橋、水道橋、万世橋（は地名じゃないかっ）、浅草橋など。
川沿いは御茶ノ水駅。ホームから見るとちょうど橋を下から眺められて、アーチ型の美しい橋を楽しめると思います＾＾


ニコライ堂へ到着！この日は殆ど人がいなかったです。

「ニコライ堂」は愛称で、本当は日本正教会の復活大聖堂、と呼んだ方が正しいかもしれません。
この建物は1992年に大修復が行われたそうで、それで「復活」って言葉が使われた建物になっているのかも。
日本の重要文化財に指定された石造りの貴重な建物ということで、石造り建造物としては一番古いのだそうです。

緑色のドームは周りの建物であまり見えなくなっているけれど、最初に建てられた頃は神田のシンボル的な建物だんだろうなぁーと思いました。

さて、聖橋を渡って今度は湯島聖堂へ。HPがなかなかかっこいいですね。
この地に1690年の幕府直轄学校を開設したのが始まりで、こういった学問所が文部省に形を変える明治維新の頃にその役目を終えた、その史跡が湯島聖堂です。

しかし関東大震災で消失してしまい、当時のものは入徳門と水屋しか残っていないそう。
↓入徳門


↓おっきなカメラを持った外国人の方が、すごぉぉく興味を持っていた水屋。

しっとりとした空気で寂れた感じがとてもいいです。

しかしここで時間切れ。大反省会に向かわねばっ！！
電車に乗って神田まで戻ります。あんだけ歩いたのに電車だとあっという間･･･。