「芝公園 クレッセントのランチ」
2007年 05月 07日

何年も行きたいと思っていたレストラン クレッセントにやっといけました。
記事が遅くなっちゃいましたが、これは2月の訪問です。
クレッセントのランチは既に終了してしまっています。今後このお店には当面ディナーで伺うしか出来なくなってしまいました。。。
クレッセントは増上寺の目の前にある一軒屋レストランです。



一緒に行ったともだちと私で、お互いの上司の食事会のセッティングをしたことが過去にありました。セッティングだけさせられて行けなかった過去の地団駄を今まさに晴らす時!といった感じでお店へ向かいました。

写真は撮れなかったのですが、玄関を入ってすぐのランプや棚などは、ひとつひとつがかなりな価値がありそうなものばかりでした。美術館の中で食事をしているみたいな雰囲気です。
もともと1947年に「三日月」という名前の古美術で始まったお店です。その後レストランクレッセントとして生まれ変わったのが1957年ですが、今やすぐ近くに見える東京タワーよりも歴史が古いんですよね。

クレッセントでの最初で最後のランチなので、ともだちと奮発しました!
↓アミューズはフォアグラのフランです。フォアグラのまったりとした食感に脇役の黒トリュフといちじくが濃厚。小さい器ながらもとても美しい細工と、料理の存在感に最初から驚かされます。。

↓冷たい前菜にはトマトのコンプレッション。シェフのスペシャリテ。

丸いトマトを正方形に固めること自体が型を破っていてとても面白いのだけど、食べ進めていくとその丁寧な調理と繊細な味に気づきます。

ムース、ゼリーなどとともにラタトゥイユが包まれていて、周りにはぐるっと一周、トマトが巻かれてありました。このトマトが本当にすごくて、皮も付いているしトマトそのものの食感とか風味も全て感じることが出来て素晴らしい。
↓2番目はオマールでした。あっさりとして見えるスープは実はとっても複雑な味で、ぎゅーっと甲殻類の味が閉じ込められています。どうしてこんなに透明なの!

↓メインです。前沢牛を備長炭で焼いて、マディラなどの甘いソースを合わせてあります。

カリッと表面が強めに焼かれていて、でも中の肉質は繊維がとても細くて柔らかく、なによりも甘い味が強いお肉でした。
彩り野菜も美しいカットでした。

ここでデザートです。イチゴのフィヤンティーヌ。おせんべいのように軽く焼いた生地にクリームとともにいちごを挟んであるデザートです。

デザートについてはあまり感想なし。。かなーり薄焼きなクレープみたいな皮はパリッパリで良く均一にキレイに焼けるなぁなんて思ったり。
友人のデザートはチョコレート!

最後に紅茶とともに出てきたミニャルディーズ。
これが最高でした!焼きたてのマドレーヌ、チョコレートなど。どれもぜーんぶ美味しかった!


食べ残したものは箱で持ち帰らせてくれます。。箱がクレッセントの絵です♪

海外のシェフが大きなお店を作ることはとても多いですが、こここそまさに純和風の系統を受け継ぐ、グランメゾン系フレンチと言っても良いのではないでしょうか。
建物そのものにも、カトラリーひとつとっても全てが文化財的価値があります。このお店で過去に「鹿鳴館の夕べ」という食事会が開催されたことでも、各界の名士に愛されたお店であったと言えます。
一歩建物に入ったときから感動しまくりのお店です。私たちはかなり長居してしまいました。ゆーっくりのランチタイムでした。

お料理も建物も思わず見とれてしまいました。
冷製トマトの前菜なんて、中まで丁寧に作られていて美味しそうですねー。
お持ち帰りのBOXまでキュートで、カワイイですね!!
増上寺の目の前にこんな建物があったなんて全然知りませんでした。
お昼も素敵な雰囲気なのにランチがなくなってしまったなんて残念;;
機会があったらディナーで伺ってみたいです。
豪華といっても、とても上品な、そして繊細な感じですね。
どの写真にも見惚れて、自分で頂いてる様な気持ちになってしまいました。
ランチは、もうやってないのネ、、、 ステキな時間を過ごせて、良かったね ^^)
主婦としては財布がすぐに気になる・・・のですが・・(笑)
お持ち帰りさせてくてるって有り難いですね。
昔々、増上寺に行ったことありますがその頃にもあったのですよね。
うわぁー、憧れのクレッセントだぁ。。。
10年くらい前、誕生日にここへ連れて行ってくれと父に頼みましたが、断られました。
もう、自力でいける年齢ですから、いつかチャレンジしてみたいと思います!
aiaiさんのレポートを見る限り、その歴史とネームバリューに胡坐かいてないなっ、という感じですね。
今では宣伝もマスコミ露出も少なくなって、はっきり言うと「まだあったんだ・・・」と言った所ですね。
流行りの小ジャレたイタリアンもいいですが、やはりクラシックな正統派フレンチに惹かれます。
このお店って、私もず~っと行きたいと思っているお店です。
こんな素敵な外観/内装なのだから、いいに決まってる!と。
未訪のままですが、いつか行きたいなぁ。
最近甘いソースのうまさ気に入りだしました。
こちらは、結婚前にマリアパパと出かけた思いでのレストラン。。。
いっぺんにタイムスリップしてしまいました。
懐かしくて、心がいっぱい。。。
伺ったのは一度きり。。。こんな可愛い持ち帰りのボックス。。。素敵です。
思い出を探しにお出かけしたくなってしまいました♪

「クレッセント」に思わず反応してしまいまして。
夫と付き合っていた頃に、クリスマスディナーに出掛けたことがあります。
若かったので黒のドレスで大人を装いましたが、重厚な雰囲気に緊張しました。が、私たちのような若者にも変わらぬ対応で、ちょっとした感動を
覚えました。
あれから何年でしょうか。懐かしい思い出を引き出してもらいました。
クレッセントには一度足を運びたいと思いつつも、こちらを卒業されたビストロガメイばかりに行ってしまいます(^~^;
ね~♪とっても素敵だと思いませんか?ずっと行きたいと思いつつ機会もなく過ぎ去っていたお店でした。
すごく静かな日で、外ではサーッと雨が降っていて、周りの木々の緑がとてもキレイでした。
銀食器などのディスプレイも素晴らしいコレクションです。こちらにはすごいシルバーコレクションがあるのですよー。
ハイ(^^)、ぎりぎり滑り込みでランチに行って来ました。
お店もお料理もそうですけど、一緒に行った方は女性としてとっても尊敬できる友人なので、その時間そのものがとても楽しかったです。
次回はディナーか。。。クレッセント貯金しなくちゃ!
あの辺りを何度も通っている方でも気づかないくらい、目の前のくすのきが大きくなっているのかもしれません。
お持ち帰りは最後のプティフールだけなんですけど、それだけでもとっても嬉しかったです。
山盛りになった小粒のマドレーヌもとても美味しかったし。
行きたいと思っていて想像以上なお店ってなかなかないんですよー^^
はじめまして。コメント有難うございます。
クレッセントのように昔からあるレストランが、未だにこうして残っていてくれるだけでも嬉しいです。その間には色んな事があったんでしょうねー。
しかし素晴らしい芸術品が沢山ありました。一緒に行った友人と、思いいれのあるレストランだったので、行けただけでも幸せです。
こんばんはー!お久しぶりです。
クレッセント、やっぱり憧れますよねぇ。一度行ってもまた行ってみたいと思わせてくれるレストランでした。そして想像以上に良かったので幸せな気持ちになりました。
ぜひ機会があったら行って感想ブログにどうぞ~。楽しみにしています♪
宣伝をしていたこと自体がびっくりです。このお店はひっそりと静かに、知る人ぞ知る、みたいな感じでいて欲しいと勝手に思っています。
過去に鹿鳴館の夕べを開いたときの話を聞いて、ますます行きたい気持ちが募っていたので、本当にHAPPYな気分になりました♪
マリアパパってマリアさんの旦那さまのことですか?
だとしたら素敵なデートですねぇ。ディナーだったのでしょうね。私も次回訪問する時はディナーにしたいです!
静かで落ち着いた空間でした。。。今思い出してもいい感じです。
そうそう、四角いトマトなんですよね。
ヘタまで乗っかって可愛いですよね。そして美味しいのです。
沢山のお皿がある料理ではなく、本当に凝縮した3皿でした。
デザートとミニャルディーズもよかったですよー。
はじめまして。コメントありがとうございます。
黒いドレスで行かれたデートの日。素敵ですね!
あんな一軒家でフレンチ。それだけで盛り上がりますね。旦那様、かっこいいわ~♪
わたしたちが行った日はすごく空いていて、最後はわたしたちだけ、って感じになりました。付かず離れずの接客が徹底されていて、空気みたいなサービスでした。
このお店はやっぱり建物の素敵さでかなりガツーンとやられます。
そこから味とサービスが追っかけてきて、最上級の気持ちにさせてくれるんだと思います。
また行ってみたいと思いました!
ビストロガメイはなかなかあちら方面に行くことがなく。。まだいけてなくて残念です。

うぁ グランメゾン。気のおけないお友達とゆっくりとしたランチいいですね。
ワインは何を召し上がったのかしら?いつもながら丁寧なお料理のレポも感服します。
私は一度だけビジネスディナーに行きました。
かなり昔なのでお料理の記憶はないのですが、パンとバターの美味しさは今でも覚えています。
味覚や記憶は消えていくものですが、こうして画像はブログに残って素敵です。
やはりaiさんにはグランメゾンがお似合いですよ。
芝公園って、弟の中高が近くだったこともあって、私何度か行った事はあるのですが、そんなに有名なお店なのにこのお店には気付きませんでした(^^ヾ)今度そばを歩くときは注目してみます!!p(^^)q
建物、内装、テーブルウエアは古くからある落ち着いた感じで、お料理は新鮮なアレンジもあって。確かにデザートはちょっと寂しい気もしますが、焼き菓子も出るんですものね。持ち帰りのパッケージもかわいいし、いいなあ〜♪
出来れば、ランチで行ってみたかったな。ディナーで訪れる機会はなかなかなさそうなので、、トホッ。
でも覚えておきますね♪いつか行けるように^^
あっ、Nid Cafe行きました! あそこも古っぽい感じが好きです。
改めて、”いつもお世話になってま〜す♪♪”
シェフの作るお料理の数々も魅力的♡
トップの画像を見た時、お野菜のケーキ?!と思っちゃましたw
可愛らしいトマトの形♪どんなケーキ???とw笑w
そしたら、前菜なんですもん。びっくり!!
手の込んだつくりになっていて、食べてみたいなぁ~と思いましたw
美しいお料理の数々でどれもほんと美味しそう。
最後の紅茶にまたデザートがあるから得した気分になりますね。
フレンチって何度行っても驚きがあって飽きないです。
このレストランは個室も充実しているし、パーティーや会食で使われることは多いでしょうね!
歴史そのものがごちそう!みたいなお店で、久しぶりに緊張しました^^
とにかくずっと行こうと思っていたお店なので、自分がかなり贔屓目になっているのがわかりますが、でも本当に楽しい時間だったので良かったです!
kittyさんにもこういう品のあるグランメゾンが似合うと思います!
しかもビジネス使いをされたなんてかっこいー。
ブログを書くようになってから食べ物の記憶がすごく残るようになりましたぁ。すごくいいもんですよねー^-^

大変ごぶさたしておりました!(覚えてますか?)
お~~、クレッセントに行かれたんですね!
少し前まで、クレッセントの近くで働いていたので、いつかランチに行こうと狙ってたんですが、ランチ終了ですか。。。
残念です。
しかし、aiさんの写真を見ると相変わらず食欲が出てきますねぇ^^
トマト、きれいですよねー。「四角いトマト」という説明は受けていたのですが、正方形であまりにも形がきれいなので見た時はやっぱり驚いてしまいました。
クレッセントの箱はアイデアですよね~。焼きたてふわっふわのマドレーヌやチョコレートを持って帰りました♪
そうそう、意外と知らない方も多いんですよ。溶け込んでいるのかしら?それとも木で見えないのかもしれません。。
ゆーっくりさせてもらいました^-^
外はサー、サーと雨が降っていて空気もしっとり・緑がきれいでした~。
持って買えるのを推奨されているわけじゃないとは思いますが、最後の小菓子だけなら・・ってことなんだと思います^-^
記念日に使う、素敵ですね!思い出に残るディナーになると思いますよ!
入る前からワクワクするお店でした~^-^
ともだちともずっと前から約束していたお店だったので、気合入れて行きました!
オマールの料理に使われているスープが素晴らしかったですよー。spinfoxさんの手料理のヒントになるかも!
そうなんです、かっちり正統派の中にもちょっとした遊びがあるお料理です。
建物がとにかく素晴らしくって、特に入ったところの玄関にかけてあるランプが、形も光もすごく素敵でした。
「こんな家に住めたらいいのになぁ~」って思えるような、おうちのような間取りでどこか温かみもあるし。
Nid CAFE、楽しめましたかー?^^
grace-4さんの行動力も素敵。青山はきっと良く行かれるんだと思いますけどね!
このトマトの前菜は結構大きくて量もあるんです。
最初はぜんぶトマトなのかと思っていたのにそうじゃなくて、大変手がかかった丁寧な一皿でした。
スペシャリテってシェフの手腕が試されるということもあってもちろん力作ですが、何度も食べたらまた印象が違うのかもしれません。。
フレンチってまずはそつないサービスが期待できるので、どーしても好きです。料理にも集中できますしね^^
そこで美味しいお皿が出てきたら最高ですものね!
四角いトマト、質感も本当にトマトでともだちと「あれ?あれ?」って言いながらナイフで切ってさらに驚き!って感じでした~。
ありがとうございます!
ディナーはどんな感じなんでしょうねー。
機会があったら行ってみます。どちらにしてもまずはランチに行けてよかったと思います。
でもどうしてランチやめちゃったんでしょうね。。。
あや、私やっぱり興奮してますよね。
とにかく行きたいと思っていたお店だったので、興奮というより「行けた!」という達成感かもしれませんね^^。
そんなに沢山のお皿が出てこないというのには少しびっくり。でもその分一皿一皿にぎゅっと凝縮した感がしっかり出てました!
おはようございます~。
なかなか普段ランチに行こうって感じにならないお店ですよねー。
私も「よし!行こう。」って感じで行きました!
ぜひディナーで行かれてはいかがでしょう?