「銀座 日比谷Bar 和菓子とモルト講座」
2007年 11月 25日

「和菓子とモルト講座」へ参加してきました!
和菓子をより深く知り、ウィスキーモルトを学び、そしてその2つのマリアージュを楽しむセミナーです。
THE GRAND BARにて。

お茶菓子としての和菓子は子供の頃から口にする事が多い地域で育ったため、かなり興味あったのですが、知れば知るほど和菓子って奥が深そう・・・。すごく楽しかった!
↓塩瀬総本家の「志ほせ饅頭」。山芋を使ったふかっとした生地。鎌倉・室町時代に「饅頭」が登場した頃からのものなんですってー。

江戸時代にすでにこの形の金鍔があったとのことです。
セカンドブランド「Ameya Eitaro」などの展開が楽しみなお店です。

和菓子の歴史、種類、季節感などをわかりやすく説明いただきました。
色んなお店の色んなお菓子も教えてもらって・・・、2月に売り出される「椿餅」と風月堂の「シュークリーム」を食べてみたいな、と思いました。
さてさて、お次はモルト講座。サントリーのブレンダーの方のお話を伺いました。
主に樽による違いや樽製造へのこだわりを、またそういったウィスキーを実際にテイスティングで感じる時間。

サントリーでは海外で樽を購入してくるだけではなく、生えている木を見て選定し加工・製造までを全て自社で行っているだけあって、話にも力が入ってました。
私がウィスキーで一番なじみのある香りは「ホワイトオーク」樽で仕込まれたタイプ。まろやかで甘いバニラ香。こってりと深い香り。
樽の内側を強く火で焼く時に、「バニリン」という可愛い名前の成分が木の中に出来て、それがバニラの香り移し芳醇なモルトが出来上がるとのことです。
そしていよいよモルトと和菓子のマリアージュ講座。

強いものに強く合わせる方法と、特徴ある味覚にあえて逆の味をあてがう方法の2種類があるマリアージュ。
同時にウィスキーの飲み方も教えてもらいました。
・山崎12年(ロック)⇔とらや 夜の梅(ようかん)と静岡御前崎 亀まんじゅう
夜の梅は思ったよりもあっさりした甘さだった。。亀まんじゅうはそれそのものがとーっても美味しいおまんじゅうでした!


・白州12年(ミスト)⇔とらや こがねぎく 抹茶餡(焼き菓子)
ふんわりした軽い口当たりのこがねぎく。ミントを入れた白州は香りが爽快、キレの良い味。
柚子風みなお菓子も合いそう。

・響17年(トルネード)⇔文明堂 五三カステラ
人間国宝が焼いたカステラ!とのことでした。とはいえカステラ、あまり違いがないのが残念。
でも桐箱入り♪
はちみつみたいな香りがある響。でもカステラと合わせるのはちょっと難しいですね。


・サントリー・オールド(ハーフロック)⇔かわみち屋 そばぼうろ
まず最初の感想が「そばぼうろ、ってこんなんだっけ?」ということ。久しぶりに食べたー。
オールドは父が毎日飲んでた気がする。赤いフタを開けて「くんくんくん。」とにおうのが好きだった幼少時代。

・角瓶(ハイボール)⇔王様堂 ぬれせんべい
ぬれせんべいの美味しさに感動。この辺りまで来ると「マリアージュ」関係なくなってきちゃった・・・!
角瓶は今年70周年なのです。ハイボールはウィスキー:水が1:3。作り方によってもかなり味が違うそう。ポイントは炭酸を注ぐ時、出来るだけ氷に当てないようにそぅーっと注ぐのが良いそうです。
私個人的に思うところによると、ウィスキーと和菓子のマリアージュはやっぱりちょっと難しい。
今日揃っていた和菓子は非常にお上品な味が多かったように思うけれど、むしろものすごく甘いとか濃いとか、極端な味を持つもので試したらどうだったのかなー?と思ったりもします。
しかしとにかく、今日一日で五感が研ぎ澄まされたような気がします。
それくらい感じよう感じようと、持っている限りの感覚を使いました。
会場を移してパーティー。

ウィスキーソニックで乾杯の後、お店自家製のスモーク料理などをいただきました。


お店にはびっくりするようなヴィンテージウィスキーが揃ってました。。お値段がすごーい☆


こちらのお店、雰囲気もとてもいい感じです。詳しい紹介がコチラに載ってました。
言えるのは、ウィスキーも和菓子もほんとーーに奥が深いこと。
ちょちょっと勉強したくらいじゃ足りないです。
こういう機会があったら、また積極的に参加してみたいです!
私はウイスキー、焼酎はロックでしか飲まないのですが、
たまに行くカウンターバーのマスターはロック用の氷を自分で球体に削ります。削り終えると、サッと流水のくぐらせるので、あるとき聞いてみたら
「こうやって水にくぐらせると氷がしまるんだよ、球体にしてるのは、角が有るとそこからどんどん溶けていってお酒が早めに薄まるから」と仰っていました。
バーボンの講座などもあると楽しそうですね^^
クセがハッキリしている分、どんなSweetsと合うか、面白いと思いました。
月並みですが、水割りにチョコあわせるのがすきです。リンツとかもいいけど、チョコポッキーでも満足。
こういうお酒と食べもののマリアージュ特集って、組み合わせを考えすぎるあまり、「それ、絶対無理・・・」という組み合わせが入っているような。
前に、ソムリエの田崎さんが、甲州ワインとほうとうを合わせていましたが、産地は同じだけど味は無理だろと思った記憶がございますw
ヴィンテージウイスキー・雰囲気・・・aiaiさんがうらやましいです。
どうしてかわからないけどこのところ夜のお酒より昼のお酒がとっても
おいしく思えてしまってます。↑のsahanji_yokoさんと同じように
私も水割りにチョコの組み合わせが好きです。
和菓子とのコラボとはね〜。美味しそう(⌒¬⌒*)
中国旅行後、お久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
和菓子の歴史やウィスキーを作る工程など、興味深かったですね。
和菓子×ウィスキーだけではなく、他の飲み物×食べ物でも
未発見の意外なマリアージュって結構ありそうだと思いました。
清酒業界でも1年に一回開催していました。
生酒・本醸造・吟醸酒・古酒で、フランス料理のシュリンプカクテル・子牛のソテー・デザート・チーズなどの組み合わせで、どれが相性がいいかか?
チーズの古酒は許せるが、食べててシャンパンやシャンベルタンが頭に浮んで料理を味わう所の話ではない。
食事全体のマリアージュの話ではあると思う。
でも、和菓子と普段飲めないようなウイスキーとはうらやましい!
氷にこだわりを持っているBarっていいですよね。氷を作ってから一度水にくぐらせて急速冷凍。そうするとキュッと締まったいい氷が出来るそうですよ!
ウィスキーにショコラ、はいいですね!ミント味チョコとかも合いそうだしもちろんポッキーは嬉しいし^^
組み合わせ・食べ合わせは想像して考えている時が一番楽しいのかもしれないですね。笑
飲み食べしながらも感覚をかなり研ぎ澄まさなければいけないので結構疲れました。
羊羹「夜の梅」は思ったよりも甘くなかったのです。もっと甘い羊羹だったらよりベターだったかもしれません!
ワインとほうとうですかー。お味噌ですよね、ほうとう。・・・・。
お昼からシュワシュワするお酒とか最高ですよね!
なんかふわっとした雰囲気で、まだ明るいのにっていう後ろめたさとか。
ポッキーと水割りは絶対に合うと思いますよ~。
和菓子もなかなか面白いものがありました。
テイスティングはちょろっとしか飲みませんでしたよー。原液で濃いので!
子供の頃もちろん飲めなくて、でも父のサントリーオールドのフタをにおってたのがぶわ~っと思い出されました。
飲めなくても、食べ合わせを想像力膨らませて考えるのって楽しくないですか??^^
お話を伺っていて山崎蒸留所へ行きたくなりました!本当に奥が深いですね~。
京都へ行くことがあればぜひ寄ってみたいです♪
空気もきれいで自然がいっぱい。あちらで飲めばさらに美味しいでしょうね!
一番上の写真はウィスキーです!ミストという飲み方で、砕いた氷が入ってます^^
この日久しぶりにかなりのあんこを食べたのですが、それ以来もっと食べたくなっちゃって、明日は大福を食べようと思っています!笑
私個人的には色んな和菓子が食べられたのが嬉しかったです!
夜の梅、ってとても上品ですね。もっと甘いのかと思いましたけど本当に控えめな甘さで良かったです。
やっぱり緑茶で食べるのがいいかしら^^
ウィスキーと和菓子、というのは面白くもあるし新しい味の発見は出来ました。
コメントありがとうございます。
お酒のキャラクターを知るため、あらゆる角度から見る必要があるお仕事ですね。常にお食事とのマリアージュをお考えになっていらっしゃるのでしょうね。
チーズと古酒、というのはまた芳醇な感じがしますね。
ウイスキーと和菓子の組み合わせって、目からウロコでした!
そういえばウイスキーベースのカクテルで、お砂糖の入るレシピがありますね・・・。これと同じ効果で、相性良く頂けるのでしょうね。
それにしても、面白い講座ですね。
ご無沙汰しております^^
ウィスキー好きと甘党は同居しないのかと思っていましたが、あえてキリッとスッキリ飲むために強い甘さを加えるという足し算の法則は難しいけれど面白い出会いがありそうですよね。
一度ハイボールをジンジャーエールで作ってもらったことがありますけれど、悪くはなかったです。(普通のハイボールの方が美味しいと思いますが)。
甘さとウィスキーの関係って、なんか発見があるかもしれません。





