「フランス モン・サン・ミッシェル 島内から見上げる修道院」

モン・サン・ミッシェルは大きな岩山の上に建つ家々や沢山のお店、そしてその頂点には建築に歴史を多く残す修道院が建てられています。

いわゆる「建て増し」状態の修道院は部分部分によって違う様式で建てられており、重なる建物と細く伸びる塔などで美しい形を現代に残しています。

大天使ミカエルのお告げにより司教オベールが礼拝堂を建設。
戦争中には要塞になったこともあり、大砲、弾痕なども残っています。

岩の上に悠々と構える姿は、島のあちこちから見ることができますよ！

これは見張りのための穴なのでしょうね。

監獄として使われていた歴史も。
こんなギザッとした門はちょっと不気味です。


さらに監獄として使われていた歴史も。
そんな苦難の時代を乗り越えて今は聖地として巡礼の場所として、やっと本来の姿に戻れたのですね。


---------
島全体に大きく螺旋になったいわゆる主要道路と、その周辺に張り巡らされた路地。
1時間もあればぐるりと回れます。

しかしお昼の時間は人の波、大渋滞。世界中から集まった人たちが頂上を目指して歩きます。
時には犬を連れた人、または足を痛そうに引きずりながら登る人。ご年配の方も多く見かけます。
特にこの日は雨。
一歩、一歩、手すりに捕まりながら修道院へと向かう人の流れ。
夕方を過ぎると少し人も引いてきます。
なぜなら上の修道院が閉まってしまうからです。

そうなってからのみんなの関心事は？

海です！

ヨーロッパ最大級と言われる潮の満ち引きをモン・サン・ミッシェルから眺めます。
ザザーァッと遠くから音を立てながら満潮へと進む海。いつまでも眺めてられそう。

こうやって色んな景色を楽しみながら島内をぐるぐるとまわります。。

民家やホテルの間をぬけて…、海を見ながら登り、下りの坂道です。

石造り、石畳なのですが緑も多く不思議と冷たい感じがしません。


モン・サン・ミッシェルを飾る、美しい植物たちです。

ちょうどバラの季節。大輪です。

雨が降って緑も生き生きとしています。




写真が多すぎてどうにもなりませーん！汗