「フランス・パリ いろーんなカフェ」
2009年 08月 07日

まだまだ続きます、フランス^^
日本は「カフェ・喫茶店」と「レストラン」ってその住み分けがしっかり出来ているのですが、パリは「カフェ」と掲げていてもビストロレベルゆうに超えるかっちりフレンチを出すお店もあったりで、ニッポンの感覚とはかなり違うように思います。
比較的夕方くらいから混み始めのんびりゆっくりとカフェで時間を過ごす、なーんて場合、別に夜お茶しているわけではなくきちんと夕食をとっているんですよね。
だからめっちゃおしゃれなカフェにも家族連れで来てたりする姿がこれまたほのぼの。

さよならディナーの場所としてJalpak パリ支店の皆様が用意してくださったお店はオペラ座すぐ隣のカフェ・ド・ラ・ペ(CAFE de la PAIX)。

夜になると蛍光の照明が灯って外観からはカジュアルさを感じるのですが実はここ、中がお城みたいです。

お隣にあるLE GRAND HOTELのレストランとしての140年もの歴史。2003年には改装を行ったのだとか。
ホテルも素晴らしいのですー。
一歩入った時に、勝手に前から風を感じてしまうような、ふぁ~っとした奥行、拡がり。
こういう空気感ってただ建物の造りだけでは醸し出せないと思うのですよね。

クラシカルなロビーを通り、カフェへと続きます。

カフェは金の内装、高い天井。

素敵ー。というか、すっごーく目立つ席にアジア人(うちら)がぞろぞろ・・で、なんか落ち着かない。笑

セッティングもすごーくロマンチックで、「さぁ始まるよ」ってな感覚たっぷりなんです。

カフェ・ド・ラ・ペの特製フォアグラ。
半分でも多いなー、これは。とにかく量にびっくり。
でもフランスはこれくらいの量当たり前なんだという、<やっぱり>な答えが返ってきました。

メインはチョイスになってます。
ヒラメのコキヤージュ添え、ムール貝のヴルーテ。
あっさりとした肉厚ヒラメ。豊富な野菜が敷かれています。

たっぷりのヴルーテソースが熱いままにそそがれます。こういうプレゼンテーションがまた、いいですよね。

マテ貝の殻には小さな貝。

アスパラたっぷりの地鶏胸肉の黄金焼きもおいしそうでした!

デザートはこれまたたっぷりのミルフィーユ。
サクサクサクッ・・・、ちょっと高めの響くパイ生地音が妙~に食欲を掻き立てます。

カスタードもたっぷり。とろとろ、とかじゃなくしっかりとした濃いクリーム。バニラビーンズを含みたまご色。

倒して食べるとスマートなんだよ、と教えてもらってみんなで実践^^

パリ支店の皆々様。私たちがパリに降り立つずーっと前から沢山の準備、
本当にありがとうございましたー!
cafe4
ここからはふらっと立ち寄った&外から見学したカフェの紹介です。
*カフェ・ドゥ・ミュゼ (CAFE des MUSEES)ではお茶を。

午前中はフードメニューはほとんどなくて、お茶のみ(コックさんが不在…)。そしてお客さんも少なめ。
紅茶は茶葉で出すお店にはまず出会えません。。

ドアのキズや風合いもインテリアのひとつ。
店員さんは結構放置で、気にせずお茶出来ました(笑)
夜はビストロ風になるそうです。

マレ地区、Chemin Vert駅、St.Paul駅近く。

*ドゥ・マゴ(LES DEUX MAGOTS)。東京・渋谷のBunkamuraにも支店がありますね!

席あるかしらー、ってくらいの大混雑。さすが人気のカフェ。
人気なだけあってお値段もお高め、もう観光地のよう。

強い日差し、パラソルの下でなんとか席を確保。

グレープフルーツジュース。

私の好きな詩人ヴェルレーヌもこのお店の常連でした。

サンジェルマン・デ・プレのど真ん中です。
すぐお隣にはカフェ・ドゥ・フロールも。

まったく別の風景みたい。
*カフェ・ド・フロールの朝。

水やり、清掃。お客様を迎える準備中。

*モンパルナスのカフェ ラ・ロトンド(LA ROTONDE)。
夜の方が雰囲気良さそう。

*ル・ドーム(Le Dome)。
朝の風景。

*ラ・クーポール。
ソフィー・マルソーの映画にも出てきたブラッスリー。

ここに書いたカフェはみーんなみんな有名で、雑誌・ガイドブックなどにも必ず掲載されていると言えるような老舗カフェ。
私はミーハーな感覚でもいいから一度お茶をすることをオススメします。
とにかく足を踏み入れてそこで何か飲む。そうすることによって様々なアーティストとの歴史の交わりを感じるだけでなく、そのカフェの100何十年、そして今後続いていく何百年の歴史の中に自分を置けたっていう充実感を得ることができます。
ま、実際その場ではそういう感覚にはならないものの、帰国してからじわじわきます^^
そして男前にも会えるかも・・・。笑

↓続々と記事終了の便りが・・・、私はまだまだ終わりません♪♪
LE GRAND HOTELでした。朝食もここでいただいたと思います。
天井の窓に記憶があります。^^ 懐かしい!
改装前のことです。もうすぐ改装と聞いて、改装前に泊まりたかったのです。
お部屋に近代的な設備は無かったけど、その分趣がありました。
今は立派になっちゃんだろうな。いいな~行きたいな。
ちょっと嬉しい記事でした。ありがとうございました。
ガード下やハイボールがあるレトロな居酒屋?的なところは興味あありますが、実は一度も行ったことありません。なのでコメントもできず読んでるだけでした~。
その多さには本当に驚きました!!
歩くたびに、ココのカフェに入ってみたい!あっ、ココも~
とたくさんありました。
そして、ぉ茶をしながらゆっくりパリの街を眺めたかったデス~!
それにしてもフランスの男性はみんなカッコ良くて
心がいつも浮かれていました~(笑)☆☆
フランス記事の作成、おつかれさまです!もーホントにうっとりな写真と文章で楽しませて頂きました。次フランス旅行するときは是非参考にさせていただきます。
カフェ本当にステキですよね~。フランスに住んでたら一日一回はカフェに行かないと済まなくなりそう^^
フランスでエスプレッソって美味しいんだ~と初めて思いました。
日本での記事ももちろん、次の海外の記事を楽しみに待ってます♪
繊細さといい構成といい、素晴らしい写真とブログですね。
ここまでくるとプロの雑誌と変わりませんね!
以前妹が在住していたのに行けず・・・残念な思いを
いつかは晴らしたいです。。
ドンピシャこのホテルだったのですね~。すごい、うらやましいですー。
とっても素敵なホテルだし、朝ごはんをカフェ・ド・ラ・ペでなんてゴージャスな空間を朝日で楽しめる楽しみがありますね!
この雰囲気であれば改装前もきっと素敵だったと思います^^
歴史あるホテルに宿泊されましたねー。
いつもコメントありがとうございます!
トリさんはまじめにまっすぐおうちに帰られるのかしら。もし私が新橋や銀座のサラリーマンだったら、あの沢山の赤提灯の誘惑に絶対負けると思います。。
これでももっと行きたいカフェがいっぱいありました。
入店出来たのも少なかったし、もっと体感してみたかったです。
でも皆さんが協力してくれて、ざーっと有名カフェを車で回って下さったりしたおかげで、これだけのカフェを見てくることができました。
日々増え続けています・・・
まだまだミントさんも記事を続けていらっしゃって安心しましたー!笑
カフェの多さにはびっくりですよね。
でもどこもそれなりのお食事メニューがありませんでしたか?時間によりますけど。。
ちょっとしたカフェでもパンとバターが美味しかったなぁ♪っていうのが記憶に残っています。
フランスのコーヒー、美味しそうでした。
私はコーヒーが飲めないので、フランスではほんとにもったいないなぁと思ってました。
カフェオレボウルで出されるたっぷりのソレだったり、ラテアートされてたり。紅茶は茶葉で出してくれるところが少なかったこともあって、コーヒーを飲めない自分が情けなかったです~。涙
昨日アップした、マルシェなんかに行ったら店長さまも楽しいと思いますよ!新鮮な食材がごーろごろです。
行く気になれば意外とすぐそこ・・・でもないでしょうかねー!
私はまたフランスに行きたいと思っています^^
歴史あるカフェでギャルソンとして働くのはそれはそれは大変なことだし、誇りあることでもあるようです。
カフェ・ド・ラ・ペというカフェ・・・カフェ!?
三ッ星の高級フランス料理店みたいじゃないですか。
うわぁ~美味しそうな料理の数々に唾ゴックンですよ。
フォアグラ、自分で立ってますね。(笑)
いやぁ~やっぱりフランスってどこを撮っても絵になるだけあって
ため息ばかりだなぁと思ってたら一番最後にもっともため息を漏らしてしまう1枚が。
イケメン・・・ご馳走様でした。(*^_^*)
カフェと一言に言ってもいろんなのがありました。ほんとーにちっちゃな、おじさんがひとりでやってるようなお店もあれば、カフェ・ド・ラ・ペみたいなゴージャスな空間も。ここはレストランのメインダイニングとしての意味もあるので存在感はすごいです。
自立式フォアグラは次々とテーブルに運ばれていて、まずそれだけのフォアグラを調理しているこのお店って一体!?って感じです。
ミルフィーユがぱりっぱりのさくっさくで美味しかったです^^(しかし量は多いのよね…)
そして、あっ、最後の彼は好みでしたー?有難うございます^^
正直、すっごいイケメンはなかなか見なかったんですよねぇ。笑
どこにいたんだろー、イケメン。。





