「東日本橋・馬喰横山 都寿司」
2009年 10月 14日
東日本橋にある都寿司へ。
やっと行きました。
この方からはずーっと美味しいよ美味しいよと聞かされて、
やっぱり常連のこの方からも良いお店だよーと言われてて。
お店の方もよーくご存じのお二人からのお言葉に、とても気になっていたお店でした。
この日は私のお友達ご夫婦のやっぱりこのお店の常連さんと、最近お世話になったお店の方(こちらさまも2度目の訪問!)の4人でお邪魔しました。
こんな名店あったのねー
なんでもっと早く行かなかったんだろうー
そんなお店です。美味しいーの。
白ばいがいからスタート。
くるくるとするところ、なかなか身を出せない不器用さを発揮しながらも、苦労の後のひと口はなお美味しい。
たら白子の青のり煮。
こんなあっさり煮ちゃって大丈夫?ってくらいにあっさりでも全くクセもにおいもない。
白子のそれもそうですが、お魚が乗ってるお皿もすべて焼き物の器。
器コレクションがずらっと並ぶ棚もあって、ご主人のマニアっぷりがうかがえます。
ねっとりと粘りを感じるような繊維質と香ばしいお醤油の香り。
大粒ほたてです。
エボ鯛。
程よい塩加減と優しい甘み。今がいちばん脂が乗るころ。
厚みがあってジューシーなのですが後味はさっぱり。なによりもきめ細かい白身が美しいです。
ここからが握りです。
口に入れるとはらりとほどけるごはんが素晴らしいです。
そんなに沢山のお寿司屋さんを食べているわけじゃないけれど、いわゆる職人と言われるこの「シャリがはらり」食感は出会う度に「この店に来て良かった!」と思わせられるものです。
しかもそんなに出会えるものではないのだけれど、都寿司はものすごく研究熱心だと思わせられる瞬間が何度もあって、これが初めての訪問なのに安定感と安心感を感じさせられます。
お米のブレンドを聞いたけどちょっと意外な組み合わせ。
固定観念に惑わされないお店であることも理解できました。
きんめだい。
軽く、ほんとに軽く皮目を炙りに。
甘い脂がたっぷりです。
かつおの燻し。ほんとに軽く燻製になった優しい香りをまとっています。
壱岐の赤うに。甘さと濃厚さの中に一瞬、柑橘系のような爽やかな味が加わります。
穴子。つめの甘さと酢飯の酸味がお互いを引き立て合います。
気づいたらなくなっちゃってます。。
いくら。個人的に大好物なのです^^ いつも大事に食べます。笑
最後はカステラのような甘いたまごでシメ。
ご主人は柔らかい接客で人当たりもとても良く、シャレもわかる方で居心地いいお店です。
それでいてつまみや握りやすべてのものに誠意があって丁寧なお仕事であることは間違いない。
握っている姿ってあまり見なかったのですが、カウンターの向こうでバタバタするような感じがなく極めて控え目になさっているのにあの「シャリがはらり」が生まれてくるのが不思議であって感動でもありました。
私の評価はかなり高いです。
まだ行かれていなくてお寿司を食べ歩いていらっしゃる方には、ぜひ一度行っていただければなーと。
「私はこういうのが好きなのよ。」と確固たるものをお持ちの方にも、羅針盤的なお店になるような気がします。
aiaiさまをうならせるお鮨、経験してみたいです!
写真も素晴しく、惚れ惚れしています☆
キンメといくらのピカピカ度がたまりません、、
>いつも大事に食べます
わかります〜〜〜^。^
lara
見入ってしまいました・・・。
甘すぎるアナゴが苦手なのですが、こちらのアナゴはおいしそう。
ひとつ前の記事のあご出汁、私も偶然頂いたのです。
とてもおいしいですよね。
中身を出して使ってしまう気持ち、分かります。
全く問題ないお味です。
kyoko
お寿司食べたいなぁ。
かつおの燻しに激しく魅かれます。
写真から、とろけそうな赤うにや、穴子の様子が
ダイレクトに伝わってきます。
お寿司も大好きなので、ここは一度必ず訪れてみます。
ありがとうございます。
楽しんだようで何よりです。
すし飯が好みに合ったのかな。
この肴でお酒を飲んで、握り鮨にお茶を・・・
ああぁーーー、思い出すと行きたくなるなぁ
それにしても、このタイミングとは!
行けないのがツライ(笑)
たいへん結構な・・・(←大想像中)、ごちそうさまです(笑)
昨夜は旦那ハニ丸を呼びよせましたら「シンコだ、秋刀魚だ、あ゛ぁー鯖う
まそうーーー!」大興奮しておりました^0^
私にはコハダに見えるんですけど↑ハニ丸のが違っていたらすいませ
ん。この格子の包丁目ですでに10を物語る様ですねー!!生意気を言
うようですが、2枚目からは大感動をする一方で、『こちらのお店ならば当
然よ、うんうん』とすら思わせる包丁目のような気がします。
ネタケースの一枚は求めるものがすべて入っているお店なのだと思い、
aiaiさんの言いたいことが激伝わってまいります!!
あのー、通常でしたらスルーすることなのですが、、、
一枚目のお寿司には何か糸切りイカのようなものが隠して使われている
のかしら。。
↓のお出汁、我が家も4本柱の一つとして君臨してもらってますー^^
九州バンザイ! 小夏
あ、ようやく行ったんだね~おめでとう。
55aiaiさんはシドニー魚市場で貝のほじくり達人だったはず。
白バイ貝で苦戦したとはちと意外です。
ご主人の物腰の柔らかい接客は女性には好評でしょうね。
やっぱり声が大きい店主のお寿司屋さんよりも、落ち着いて食事ができましたか?(笑)
またおじゃまします。
きちんと丁寧ですよね、このお店。ケースを見ただけでそう思えました。
お値段も高くないのがうれしいです。技をいただいている、って感じもします。
ゾクゾクするくらい美しいんですよ。
ご無沙汰しておりますー
結構食べ過ぎてしまったのですが、お寿司って食べ終わった後のすっきりした感じと満足感があって、気分よく帰りました。
いくらは一気に食べず、最初にちょちょっとつまんでからいただきます^^
いつも読ませていただいてます。
↓のあご入り茅乃舎ダシ、大好きでよーく使っています。
お寿司のほうですが、
穴子はお塩で食べる食べ方と甘いつめを塗るのを選べました。
私は甘いほうにしました。ふわとろでしたよ^^
ブログ拝見させていただきました。
ご自宅で!すごいですねー!
真似できるものならぜひやってみたいと思いましたが、ご近所が気になって・・・。
チーズにほたてに鮭に。。これからなら牡蠣とかよさそう!
うらやましいですー
お寿司お好きでしたらぜひぜひ行ってみてくださいね。
ご主人といろいろお話するのも楽しいですよ!
やっとやっと行きましたー!
さすが、食べ歩いていらっしゃるロレンスさんがおすすめされるだけあって、何から何まで素晴らしいお店ですね。
そうそう、お米はとっても美味しく、赤酢が前面に出てなかったので結構好きな味でした。
また行きます!!
良いお店でしたー
こういう技があって、しかも下町というとガンコ親父のいるお寿司やさんもあって、初めてのお客には冷たかったり失礼だったりするいわゆる老舗と呼ばれるお寿司屋さんもあるんですけど、ここは本当にフレンドリーだしやわらかく、そのご対応と同じくとっても柔軟性があるお寿司だと思いました。
ハニ丸さまは青いお魚がお好きなんですか?^^
これはシンコではなくコハダなんだそうですよー
おめでとう、といわれると、うう、うれしいです。ありがとうございます。
なんだか爪楊枝が甘くて、上手にくるくるできなかったんです。
サザエと共に育った私がなんたること。。
声が大きくて、ネタを全部説明するお寿司屋さんもおいしくていいんですけどねー。笑
ねー!おいしいですよねー!
あのはらりはらりのごはんがヤバすぎ。
すっごく静かに握っていらっしゃる様子を見て、あの手の中にどんな技術があるんだろうと、本当に興味を持ちました。
今はランチ営業がなくなってしまったのだそうで、そうなるとますます難しそうでしょうかー・・・?