「池尻大橋 suolo(スオロ)のランチコース」
2009年 11月 09日
イタリアンのsuolo(スオロ)へ行ってきました。
今年7月にオープンしたばかりのお店です。
野菜を食べさせてくれるお店ということで、ランチで訪問。
お店はびっくりするくらいにわかりにくいところにありますがここ数年、初めて行くお店が多かったこともあるのか、地図を読めるようになってきました。
雰囲気は、たぶん近所にこのお店が出来たら間違いなく気になって入る。そんな素敵な外観です。
縦に長い店内も、シンプルにまとまっており、とにかく清潔感。
小さなモニュメントなどは置いてあるのに、上手に景色に溶け込んでいてとてもシンプルです。
最初のアミューズは大根を使ったスープ。
スープというよりはすり流しのような密度。
青柚子の香りを持つオリーブオイル。とても控えめ。
甘い大根がアツアツです。
真鯛のカルパッチョ。2種類のハーブ。アンチョビのソース。
色よいハーブが生き生きとしてますね!
ほどよい塩加減で野菜の生かし方が素晴らしいです。
もちろん鯛も、ふんわりと、軽い火通しもいい感じです。
パスタは自家製の燻製を施したブリ、下仁田ねぎを使ったパスタ。
しっとりとしたねぎがパスタに甘く絡まります。ねぎがダシを吸い、またネギの香りが全体に周り、良い作用。
メインは軍鶏。(お肉とお魚からのチョイスです)
伊豆天城の軍鶏、手羽にささみと軟骨、さらには落花生を巻き込む。モモ肉とのダブルです。
お肉の食感が良いのはモモ肉。
軍鶏のしっかりと、まっすぐな味を感じることができます。
一方、ジューシーな手羽。ささみが入ることでの部位の違い、ナッツの優しい食感。
デザートにはローズマリーのパンナコッタを。
苦みすら感じるほどの濃いローズマリー。クリームの中に感じるハーブの香りです。
実はかなり早く到着してしまって、お店でジュースを飲みながら待たせてもらってました。
その時シェフと少しお話させてもらったのですが、とても柔らかい対応で話しやすくて良かったんです。
でも料理に入ると今までの物腰から一変、食材に向ける真剣なまなざし。手際のよい動き。
見事な職人さばきにため息ものでした。
お料理は最初の期待どおり、野菜の扱いがお上手です。
信州のお野菜を使っていらっしゃるとのことで、信頼ある野菜業者から運ばれてくる新鮮な野菜たちです。
特に特にその巧みさを感じたのは、
もうひとつのデザートであった「みかんのコンポート」。
白ワインをベースに軽くコンポートにしたみかんは、ジューシーなみかん本来のフレッシュ感を強く残しながらもワインの風味と香りを加えてよりみかんのみずみずしさをアップさせていました。
立地的な部分でなかなか見つけてもらえなそうで、もったいないです。
平日ランチ1000円のクイックなものもあるので、そこから踏み入れるのも良さそうです。
なーんて言って、すごく人気が出たらどうしよう・・・
野菜、素材を知ってこそ表現できる料理なんでしょうね。
池尻で働いているので今度行ってみたいです。
そうそう、aiaiさんの日記で見て以来、ずっと行ってみたかった「アルフォルノ」、何度か予約をしようとしたものの、行きたい時間帯に予約が取れず、でも やっと行けそうです。
今月末に行ってきま~す。
aiaiさんの美味しい情報はとても参考になります♪
まぁ良かった!まずはアル・フォルノ楽しみですね~
私もいつも頭に残っているお店なのですが、あそこへ行くと食べすぎちゃうので危険なのです!席数が少なく予約も大変な時があるのですが、やっぱりここのピザは最高ですよ。
さて、この池尻のスオロ。
もしお仕事中のランチなら、ちゃんとお店を調べてからがベターです。
せっかくの休憩時間を迷って終わるともったいないので。
「こんなところに!?」と思う素敵な空間に癒されちゃうかもですよ^^
こんにちは。
ここの燻製は何で燻製にしているのか聞き忘れました。
最近は自家製燻製をするお店が増えてますよね。スモークのアクセントは大好きです。
燻製が沢山あるようには感じませんでしたし、このブリもこの日のメニューと考えた方が良さそうで、グランドメニューではないかもしれませんのでご確認をお願いします。
ただ、とても美味しいのでぜひぜひ!
スオロさん、行ってきましたよー。
素晴らしいお店でした。
燻製の奥義を垣間見たような(笑)
燻製道士にとっては、傾倒しそうなシェフでした。
手打ちパスタも、野菜もおいしくて、
お気に入りの一軒になりました!
いい情報をありがとうございました!
スオロさんに行かれたのですね!
そしてお互いシェフと「燻製同志」を確認しあったというわけですか・・・(プ
あの絶妙に優しい味付け、野菜の仕上げなど、良いお店ですよね。
燻製のものすごいテクニックをお持ちだとは私も知らず、失礼しました。