「鳥取・岩美町 岩井温泉 岩井屋の温泉旅」
2009年 12月 31日

静かな年末を過ごしています・・・
っと書きたいところなのですが、今朝からどーん、どーんと壁にぶつかる風の音で目が覚めて、雪が真横にびーびー降っている状態です。今夜にかけて大阪からと東京からやってくる姉たちが到着するのかどうかでずーっと気をもんでいるような悪天候です。
おとといはとっても穏やかな気候の中、鳥取県・岩美町の岩井温泉「岩井屋」へ行ってきました。
11月くらいに発売された「自遊人」の「温泉宿大賞」と「美味しい宿大賞」の両方に上位ランク受賞。
特に美味しい…ほうでは200近くの温泉宿がノミネートされる中5位という大健闘。
しかも今調べた自遊人サイトでは「もう一度泊まりたい宿」の第1回記事として紹介されていました~。

東京から鳥取空港、駅までバスかタクシー、そこから1時間に1本の山陰本線を乗り継いで岩美駅、さらにそこからバスかタクシーという調べれば調べるほどドキドキ不安になるような温泉なのですが、いや~、かなり良かったですよ!

年末の人ごみ、しかも機内持ち込み手荷物が厳しくなったことで大混雑の羽田空港から鳥取空港まで。
久々、ちっちゃな飛行機に乗りましたがそこそこ快適フライトで。
天気がよかったのでそのままタクシーに乗り込んで、向うは初の鳥取砂丘。
日本海が近いのでもし天気が悪かったら最悪の印象になりそう。
砂丘を撮るって難しい~!
とりあえずなんとなくだだっ広い砂浜って感じなのですが、一応すりばちだけはおさえました。

天気が良くてよかった~

そのあと、ノリのいいタクシーの運転手さんとともにお城近くの仁風閣(じんぷうかく)へ。
この日はもう閉館してたのを知ってたけど、外観だけでも見ようかなと思って。
洋館の中を見たらもっと素敵なんだろうけどー。国指定の重要文化財です。

鳥取に来たらほんとに形だけでも食べておこうと思ったカレー。
カレールウ消費量日本一の町・とっとり。
町の喫茶店「ベニ屋」の鳥取カレーは、ゆでたまごで月を、カツで砂漠を表したビジュアルカレーです。

じわじわと辛さを増すカレー。さすが喫茶店、出てくるのはかなり早いのにカツもごはんもルウもアツアツで、これは一体どんなマジックなのでしょう?
カツが乗っかってるのにスプーン一本で食べるのです。
かつは衣さっくり、お肉柔らかです。

そして鳥取名物・らっきょう!大好きー

喫茶ベニ屋。駅前すぐ。先代からはちょっと味が変わったという話もありますが、昔ながらの店がまえも懐かしい雰囲気のカレーも楽しめます。

いよいよ岩井温泉へ。
鳥取駅からディーゼルで4駅。・・・っていっても1駅ごとが長ーいですよ^^
しかも扉が開かないタイプなのでボタンを押して乗り降りです。無人駅もあるので切符は車掌さんに。
車掌さん、切符回収やらドア開け閉めやらいろいろ忙しい。
行ってみないとこの旅の醍醐味味わえません!
そして到着、木造のかわいい駅舎。

天皇陛下も植樹祭のためにこの駅へ降り立ったという。御用列車が来たのかしら~
ところどころはげたペンキが、のどかな駅舎をさらに風情あるものにしています。

ついにやってきました!
岩井温泉。

続きます。